はじまりの記憶

2007/5/28

昨日はC8で2230と、久々なかなかのいいタイムで嬉しかったなあ(゚ー゚*)

3月始めにロストしてつくり直した小ネッシが、これで謎の3切り(^^;

エミュ鯖では色々な不具合があったり、突然鯖が落ちたりラグの大きい日があったりで、なかなか環境が整わないからか、あまりいいタイムを出したことが無いんだ。

(昨日の他では、C3 1830を2回ぐらいかな。あとC4の20切りを1回;)

未だにチャレが上手くならなくて、上手くなりたいとうんうんうなっている自分はばかだなあと呆れ返るよ・・・でも上手くなりたいな・・・くー


閑話休題。今日も少し、思い出話を聞いてくださいな

今でもよく覚えている、はじまりの記憶を。



随分前。2005年4月10日

まだほとんどチャレロビに知り合いが居なかった頃の話で。

昔っから人が沢山居るところは苦手で。その日も3ろびあたりでぼんやりとしていた。


二人のHUctが同じロビーで話していた。

青い鉄と黒い鉄。

二人はC9でもやろう、と、部屋を作って入っていった。

どちらのキャラも、何回か一緒にチャレをして貰っていた。

他の人が入る気配が無かったから、あたしもその部屋に参加させて貰った。

自分ではやっと結構TAも出来るようになってきたと、勝手にそう思っていた頃だった気がする。

んで、FOで入りやすい(未熟でもどうにかなりやすい)面はC9だなとかすさまじい勘違いをしていた記憶がある。

…今の自分からすると9のFOは後半面で一番難しく思える;;自分一人で出来ないことが多いから安定しないし…。


ほどなく4人目の鉄も集まり、そしてチャレンジが始まった。


パラッシュも3本出て、さくさくつつがなく盾置きスイッチまで行った。

その手前ぐらいからあたしは、

もしかして盾が足りないのではないかという不安があったけれど

それははたしてその通りで。

『フレイムバリアがありませんねえ』

スイッチの上を確認した青い鉄が言った。

それはエリア44の左右のスイッチを押した後の左側の箱の盾。

それまではいつも、FOはどちらか片方を取るものとばかり思ってた。

もう片方の盾は一緒にフェンスの前で待っているHUが取るものだと決めてかかっていて、それを確認もしなかった。

フェンスの前で待っているHUの人はパラッシュ持っていたから先行が当然だからと箱を見ることもなかったのだと思う。

後から合流になるふたりのHUの人も、同様に。


…あたしのせいで、盾置きを失敗してしまった…

ショックでショックで、精神がパニックを起こしかけてた。

これでこの人たちが、今後一緒にチャレしてくれなくなったり、あたしが入るのを嫌だと思うようになってしまったらどうしようとか、そんなネガティヴなことばかりが頭の中を巡っていた。

そんな時だった。


『我が剣に続け!!』


先頭を駆けていた黒い鉄がそう発声して、部屋に切り込んでいった。

まるで、へこむあたしを鼓舞するかのように。

…!!

悔しかったのと怖かったのがそれでふっと緩んで。

涙があふれてきたけれど、一滴で済んだ。

心の中で「はい」と呟いた。


盾置きで戸惑う度に、あたしはいつもこの日のことを思い出す。

恥ずかしさと切なさと共に、いつも取り出せる所に在る記憶。

こんなことが二度と起きないようにいつも気をつけているよ。


アとまだ知り合ってない頃から、その剣に護られていた。

―――昨日ふっと、久しぶりに思い返したから、書いてみたよ。